![]() Produit a base de resine
专利摘要:
公开号:WO1989012078A1 申请号:PCT/JP1989/000546 申请日:1989-05-31 公开日:1989-12-14 发明作者:Saburo Akiyama;Naoyuki Murakami;Kazuo Kitamura 申请人:Teijin Chemicals, Ltd.; IPC主号:C08L69-00
专利说明:
[0001] 明 細 書 [0002] 発明の名称 [0003] 樹 脂 組 成 物 [0004] [産業上の利用分野] [0005] 本発明は、 ボリカーボネー ト樹脂組成物に関するものである。 更に詳 しくは、 本発明は、 成形加工性、 耐熱性に優れかつ耐衝擊性にも優れた ボリカ一ボネ一 卜樹脂組成物に関するものである。 [0006] [従来技術] [0007] ボリ カーボネー トは、 ェンジニァ リ ングプラ スチッ ク と して優れた樹 脂であるが、 成形性が悪いこと、 耐衝擊性における厚さ依存性が大きい こと等の欠点があり、 これら欠点の改善が望まれている。 [0008] 従来からポリカーボネー 卜の成形性および厚肉成形品の耐衝撃性の改 良のために、 種々の提案がなされている。 例えば、 ポリカーボネー トの 耐衝擊性の厚さ依存性や、 溶融時の流動性の改善方法と して、 ポリカー ボネ一 トに A S樹脂および M B S樹脂を配合することが提案されている (特公昭 5 2 - 5 0 3号公報) 。 また、 ポリカーボネー 卜の成形性の改 良方法と して、 ポリカーボネー 卜に M B S樹脂を配合することが提案さ れている (特公昭 3 9 - 7 1号公報) 。 しかしながら、 これらいずれの 方法によつても熱変形温度の高い樹脂組成物を得ることは困難であった。 また、 ボリ カーボネー 卜 とボリテ 卜ラ フルォロエチレンよ り なる組成 物が提案されている (特公昭 4 8 - 8 5 8号公報) 力^ その耐衝擊性は 充分なものでなかった。 [0009] 更に、 ポリカーボネー 卜の光拡散性および耐摩耗性の改善を目的と し てポリカーボネー 卜とポリ フッ化ビ二リ デンよりなる組成物が提案され (特開昭 5 5 - 9 4 9 5 2号公報および特開昭 6 2— 2 5 3 6 5 1号公 報) 、 また、 ボリカーボネー トの耐衝撃性の厚さ依存性の改善を目的と してポリカーボネー卜とフッ化ビニリデン -へキサフルォロプロピレン の共重合体よりなる組成物が提案されている (特開眧 4 9— 5 4 4 5 7 号公報) 。 しかし、 これらいずれの樹脂組成物も、 耐衝撃性はかならず しも充分なものではなかった。 [0010] [尧明の目的] [0011] 本発明の目的は成形加工性および耐熱性に優れるのみならず耐衝撃性 にも優れる樹脂祖成物を提供するこ とにある。 [0012] [発明の構成] : [0013] 本発明は、 3 0〜9 9 . 5重量%好ましくは 5 0〜9 9重量%の、 芳 香族ポリカーボネート、 および、 7 0 ~ 0 . 5重量%好ましくは 5 0〜 1重量%の、 フッ化ビ二 リ デンとへキサフルォロアセ ト ンとを共重合し て得られるフッ素系共重合体エラ ス 卜マー、 からなる樹脂組成物を提供 する。 [0014] 本発明に用いられるポリカーボネートはビスフエノ ール化合物とホス ゲン又は炭酸ジェステルとの反応によって得られるものである。 ビスフ エノ ール化合物としては 2, 2 - ビス ( 4 - ヒ ドロキシフエニル) プロ パン (以下ビスフエノ ール Aと略記する) が特に好ましいが、 ビスフエ ノ ール Aの一部又は全部を他のビスフエノール化合物で置換してもよい, ビスフエノ ール A以外のビスフエノール化合物と しては、 例えばハイ ド 口キノ ン、 レゾルシン、 4, 4 '一ジヒ ドロキシジフエニル、 ビス ( 4 - ヒ ドロキシフエニル) アルカ ン、 ビス ( 4 - ヒ ドロキシフエニル) シク ロアルカ ン、 ビス ( 4 - ヒ ドロキシフエニル) スルフィ ド、 ビス ( 4一 ヒ ドロキシフエニル) エーテル、 ビス ( 4 - ヒ ドロキシフエニル) ケ ト ン、 ビス ( 4 ー ヒ ドロキシフエニル) スルフォン、 ビス ( 4 ー ヒ ドロキ シフエ二ル) スルフォキシ ド、 ならびにこれらのアルキル置換体、 ァ リ ール置換体およびハロゲン置換体等が挙げられる。 [0015] 本発明に用いられるフ ッ化ビニリデンとへキサフルォロアセ ト ンとの 共重合体は、 フ ッ化ビニ リ デン 4 0〜 9 0モル%とへキサフルォロアセ トン 6 0 ~ 1 0モル%とを、 通常のラジカル触媒の存在下での溶液重合 法又は塊状重合法により、 共重合させて得られるものである。 共重合体 製造における重合温度は 0 ~ 7 0 °Cが適当である。 得られる共重合体の 繰返し単位の比率は、 通常、 フッ化ビニリデン約 6 0 ~ 9 5モル%対へ キサフルォロアセ ト ン約 4 0〜 5モル%である。 共重合体のジメチルァ セ トアミ ド溶液による 3 0 °Cにおける極限粘度 [ヮ ] は 0 . 5〜 2 . 0 d£ Zgが適当である。 当該フッ化ビ二 リデンとへキサフルォロアセ 卜 ンと の共重合体は、 例えばセン 卜ラル硝子(株)より入手することができる。 フッ化ビ二リデンとへキサフルォロアセ 卜ンとの共重合体の使用量は、 それとボリカーボネー 卜の合計重量を基準と して 0 . 5〜 7 0重量%、 好ましくは 1 〜 5 0重量%である。 その使用量が 0 . 5重量%未満の場 合は、 耐衝撃性の改善が見られず、 他方、 7 0重量%を超える場合は、 ポリ力—ポネー トの物理的性質 (特に引張強度、 引張伸度、 曲げ強度お よび衝撃強度) の低下が著しいので、 いずれも好ましくない。 [0016] 本発明の樹脂組成物は、 任意の方法を用いて調製することができる。 例えば押出機、 混練ロール、 バンバリ 一ミ キサー等のような混合機を使 用する方法が一般的である。 [0017] 本発明の組成物には着色剤、 充填剤、 可塑剤、 安定剤、 ガラ ス繊維及 Λ [0018] 4 [0019] びその他の添加物を、 該組成物の特性を著しく損わない範囲内の量で添 加してもよい。 [発明の効果] 本発明の組成物は、 フッ素系共重合体エラストマ一を使用しているた め、 ポリカーボネートのすぐれた耐熱性 (特に荷重たわみ温度) を維持 し、 成形加工が極めて容易であるのみならず、 耐衝搫性の厚さ依存性が 改善されており、 しかも美麗なパール色の外観を呈する等、 従来の組成 物では得られない優れた特性を有している。 [0020] [実施例] 実施例 1〜 3 あらかじめ乾燥した市販のポリカーボネー トパウダー (帝人化成(株) 製:商品名パンライ ト L - 1 2 2 5 WP) にフッ化ビ二リデンとへキサ フルォロァセ ドンとの共重合体 (Α) (セン トラル硝子製、 共重合モル 比フ ッ化ビニ リデン/へキサフルォロアセ トン- 9 1 .0 9 .0、 [ V ] = 1 . 1 0 dfi/g) の顆粒を第 1表に示した組成で混合し、 この混合物を 押出機 (3 Ommiiベン ト式押出機 (ナカタ二(株)製) 、 シリ ンダー温度 2 5 0 °C) で押出してペレツ 卜化した。 得れたペレツ 卜は艷のある乳白 色パール様の外観を呈していた。 これらのペレッ トを 1 2 0 °Cにて 3時 間乾燥後、 射出成形機 (日本製鋼所製 J - 1 2 0 S A) に仕込み、 シリ ンダー温度 2 5 0 °C、 金型温度 7 0 °Cの条件で、 測定用試験片を成形し た。 得られた試験片の物性を第 1表に示した。 比較例 i 比較のため、 実施例 1 で使用したボリカーボネー ト単独を乾燥後、 押 出機 (シリ ンダ一温度 2 6 0 °C) で押出してぺレッ ト化し、 得られたぺ レッ トを 1 2 0 °Cにて 3時間乾燥後、 射出成形機に仕込み、 シ リ ンダー 温度 2 6 0 °C、 金型温度 7 0 °Cの条件で、 測定用試験片を成形し、 諸物 性を測定した。 得られた結果を第 1表に示した。 [0021] 比較例 2 [0022] 実施例 1 で使用したポリカーボネー ト 9 0重量部に、 市販のポリ (フ ッ ィ匕ビニリデン) (呉羽化学工業(株)製、 商品名 : K Fポリマー 1 0 0 0 ) のペレツ ト 1 0重量部を混合し、 実施例 1 の方法に従って測定用試験片 を成形し、 諸物性を測定した。 得られた結果を第 1表に示した。 [0023] 比較例 3 [0024] 実施例 1 で使用したポリカーボネー ト 9 0重量部に、 市販のフッ化ビ 二リ デンとへキサフルォロプロ ピレンとの共重合体 (ダイキン工業(株) 製、 商品名 : ダイエル T - 5 3 0 ) のペレ ッ ト 1 0重量部を混合し、 実 施例 1 の方法に従って測定用試験片を成形し、 諸物性を測定した。 得ら れた結果を第 1表に示した。 [0025] 比较例 4 [0026] 実施例 1 で使用したポリカーボネ一 ト 9 0重量部に市販のポリ四フ ッ 化工チレン (ダイキン工業(株)製、 商品名 : ダイ フ ロ ン F - 1 0 3 ) の パウダー 1 0重量部を混合し、 実施例 1 の方法に従って測定用試験片を し、 諸物性を測定した。 得られた結果を第 1表に示した。 [0027] 第 1 表 [0028] 注) 共重合体(Α): フ ッ化ビニリ デンとへキサフルォロアセ 卜ンの共重合体 PvdF . : ポリ (フッ化ビ二リデン) [0029] 共重合体(B): フツイ匕ビニリ デンとへキサフルォロブ口ピレンの共重合体 P T F E : ポリ四フッ化工チレン
权利要求:
Claims請 求 の 範 囲 1 . 3 0 - 9 9 . 5重量%の、 芳香族ポリカーボネー ト、 および、 7 0 ~ 0 . 5重量%の、 フ ッ化ビニリデンとへキサフルォロアセ ト ンと を 共重合して得られるフッ素系共重合体エラス トマー、 から成る樹脂耝成 物。 2 . 5 0 〜 9 9重量%の芳香族ポリカーボネー 卜および 5 0 - 1重量 %のフッ素系共重合体ヱラス トマー、 から成る請求の範囲第 1項記載の 組成物。 3 - フッ素系共重合体エラ ス トマ一力 4 0 ~ 9 0モル%のフッ化ビ 二 リ デンと 6 0 〜 1 0モル%のへキサフルォロアセ ト ンとを共重合して 得られるものである請求の範囲第 1項または第 2項記載の組成物。
类似技术:
公开号 | 公开日 | 专利标题 JP5955808B2|2016-07-20|難燃性エンジニアリングポリマー組成物 US5750626A|1998-05-12|Thermoplastic resin composition US4739012A|1988-04-19|Elastomer blends US6733854B2|2004-05-11|Polyamide resin composition and synthetic resin product prepared therefrom US6001929A|1999-12-14|Polycarbonate resin composition JP3940820B2|2007-07-04|樹脂組成物およびそれを用いた成形品とその製法 US4613533A|1986-09-23|Thermoplastic elastomeric compositions based on compatible blends of an ethylene copolymer and vinyl or vinylidene halide polymer CA1249687A|1989-01-31|Blends of fluoroplastics and fluoroelastomers DE69815708T2|2004-04-29|Flammhemmende polycarbonatharzzusammensetzung US4528335A|1985-07-09|Polymer blends US5627228A|1997-05-06|Flame-retardant resin composition US4554320A|1985-11-19|Nylon molding materials having high impact strength US4429078A|1984-01-31|Anisotropic melt-forming polymer composition containing PTFE EP2327742B1|2015-05-13|Flame retardant resin composition and molded article thereof US20150252189A1|2015-09-10|High temperature polymer blends of poly| US6177518B1|2001-01-23|Blends of fluoroplastics with polyetherketoneketone CA1080877A|1980-07-01|Ternary polyblends prepared from polybutylene terephthalates, polyurethanes and aromatic polycarbonates US5767198A|1998-06-16|Thermoplastic resin composition JP5054259B2|2012-10-24|難燃性ポリカーボネート樹脂組成物及びその成形品 JP4321590B2|2009-08-26|ガラス繊維含有ポリアミド樹脂組成物 JP2736279B2|1998-04-02|ポリアリーレンサルファイド樹脂組成物 EP0533160A1|1993-03-24|Polyethylene blends CN1120343A|1996-04-10|低温全氟弹性体 EP0132094B1|1987-09-30|Aromatic polysulfone resin composition DE69434713T2|2007-05-16|Polymerzusammensetzungen für die Herstellung von Kabeln und flexiblen Rohrleitungen sowie Gegenstände auf der Basis dieser Zusammensetzungen
同族专利:
公开号 | 公开日 EP0375787A4|1991-09-11| EP0375787A1|1990-07-04| JPH01304155A|1989-12-07| US5026792A|1991-06-25| JPH0615663B2|1994-03-02|
引用文献:
公开号 | 申请日 | 公开日 | 申请人 | 专利标题
法律状态:
1989-12-14| AK| Designated states|Kind code of ref document: A1 Designated state(s): US | 1989-12-14| AL| Designated countries for regional patents|Kind code of ref document: A1 Designated state(s): BE DE FR IT NL | 1990-01-30| WWE| Wipo information: entry into national phase|Ref document number: 1989906469 Country of ref document: EP | 1990-07-04| WWP| Wipo information: published in national office|Ref document number: 1989906469 Country of ref document: EP | 1993-03-03| WWW| Wipo information: withdrawn in national office|Ref document number: 1989906469 Country of ref document: EP |
优先权:
[返回顶部]
申请号 | 申请日 | 专利标题 相关专利
Sulfonates, polymers, resist compositions and patterning process
Washing machine
Washing machine
Device for fixture finishing and tension adjusting of membrane
Structure for Equipping Band in a Plane Cathode Ray Tube
Process for preparation of 7 alpha-carboxyl 9, 11-epoxy steroids and intermediates useful therein an
国家/地区
|